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父と息子のしまなみ海道 ~生口島一周~ [自転車のこと]

金曜の夜、車を西へと走らせました。
目的地は親戚のお宅。
この旅の表の目的は新米を頂きに行くこと。
もちろん交通費は公費から支出されます。

昨夜のうちに米を車にぎっしりと詰め、ルーフに王子の自転車を乗っけて、今日はしまなみ海道を目指しました。

当初、大三島を回ろうかと思ってましたが、アップダウンを考慮して、生口島に行くことにしました。
出発地は大三島の多々羅しまなみ公園。
ここから多々羅大橋を渡り、生口島を反時計周りで一周し、スタート地点へ戻るプランです。
セオリーでは島の場合、時計周りですが、その場合、後半が単調になるかと思い、サンセットビーチ~多々羅大橋の下りをクライマックスに持ってきました。

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張り切って出発。
11月とは思えない陽気で暑いぐらいです。
単調と言えば、単調なルートですが、島の普段の生活振りや、息遣いが感じられる奥深いルートです。
車だとつまらない事間違いなし。

島はレモンなど柑橘類だらけです。
手を伸ばせば届きそうな・・・とよく言いますが、手を伸ばさなくても取れます。フリーです。ノーガードです。
橋が出来る前は全く問題なかったのでしょうが、今はどうなんでしょうか。
少しずつ変わりつつあるのではないかと思います。

それにしても街路樹がレモンって・・・。

のんびりのんびり、まったりと漕ぎ進め、島の反対側の生口橋までやってきました。
ここで、しばし休憩。

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親戚のおばちゃんが持たせてくれたおにぎりをほお張ります。
さすがにもう冷たくなっていますが、その優しい気遣いに心がほっこりと温まります。

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旅の裏の目的はこのジェラート。

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このロケーションは反則。美味し過ぎます。


島の中心部を抜けると海岸沿いの眺めのよい道。

ここまで、王子の走りはいたって順調。
もっと苦労するかと思いましたが、やはり成長著しい小学生。
体力も根性もついてきました。
正直、少し驚きました。

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サンセットビーチで最後の休憩。

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ゴールの設定が大きな橋なので、目標としては分かりやすく正解でした。
最後の力を振り絞って抜き抜かれつのバトルです。
知らず知らずに笑いがあふれ、ゴールが近づくと、無事戻ってきた喜びと、少しの寂しさがこみ上げてきます。

多々羅大橋を再び渡り、爽快なダウンヒルで、この父と息子のふたり旅は一応の終わりを迎えました。

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カランコロンと予想外の大きな音に少し驚きますが、ゴールを祝うかのように「しあわせの鐘」が鳴り響きます。

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あれを渡ってきたんやなあと、旅を振り返り、記念撮影大会。

「楽しかった? また、行きたい?」

と聞きたいけれど、返事を聞くのがちょっと怖かったので、喉元まで出掛かった言葉を飲み込みました。
私にとって今日の旅は本当に楽しいものでした。
あと数年はこうやって一緒に走ってほしいなあ。

王子に伝えたかったこと、感じて欲しかったこと、見せてあげたかった景色、父の背中、その思い。
ほんの一握りしか恐らく伝わらなかったと思いますが、いつか大人になって、結婚して親父になった時に今日のことを思い出してくれたらなあと思います。

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締めくくりは、当然温泉で決まり。

気持ちよすぎます。最高です。


今日の走行距離は34キロ。
王子にとっては過去最長距離。
普段の私には物足りない距離ですが、過去もっとも濃密に走れた34キロ。

この天気、島、海、人。全てに感謝したい、そんな一日でした。

日のルート




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コメント 5

たじ

お疲れ様でした。

王子もパパになったとき、angirasu6さんがしてくれたことを思い出しながら、同じ事を、自分の子供と感じているんでしょうね。

あ・・・、その時は、親子3代で走っているかも・・?
by たじ (2009-11-07 23:54) 

たーぱぱ

しまなみ海道の美味しすぎるロケーション、父と子と自転車のあたたかなシチュエーション、ちょっとしたロードムービーですね。羨ましいです。
by たーぱぱ (2009-11-08 00:51) 

angiras6

当初ひとりで出かける予定でしたが、本人が行きたいと言うので連れて行きました。
ひとりで満喫したい気持ちもない訳ではなかったけれど、今回連れて行って本当によかったと思います。

6年生になったら尾道から今治まで縦走しようと以前から話しています。
たぶんそれが父と息子の自転車旅の最後になりそうな予感。
中学生ともなると、親と行動するのは嫌ですから。
それも健全な成長なのですが、そう考えると寂しくなりますよね。
だからこそ、この数年は一緒にたくさん遊ぼうと思います。
by angiras6 (2009-11-08 21:08) 

HM

こんばんは。

素敵な1日でしたね。
こんな時間を、子どもと一緒に
過ごせることって、本当に羨ましいです。

私自身、自転車と子どもと
どう繋がっていけるのか、考えさせられる日記でした(^^)。

息子さんにとって、anjiras6さまの背中は
ずっと思い出に残ると思います。お疲れさま!
by HM (2009-11-09 20:13) 

angiras6

HMさま

ずっと思い出に残るのは息子もそうだと信じますが、私の方だと思います。
自転車で各地を走りましたが一番楽しかったのは今回の走行です。
また行きたいけど、あまり続くと嫌になっても困るので、来年にとっておきます。
by angiras6 (2009-11-10 00:09) 

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